悪友・おっさんとおっさん

悪友・おっさんとおっさん

著者

内容

★★★★★ それから何時間か経って、男の低いうめき声で目が覚めた。 見慣れない天井の模様に、一瞬、自分が今どこにいるのかわからなくて戸惑った。窓の外に広がる海が目に入り、ようやく旅に出たのだと思い出した。腕時計を見るともう昼近くになっていた。 また声が聞こえてきた。 俺はパンツとTシャツ一枚の姿で寝ていた。そのままの格好でそっと寝室を出てリビングに入り、もう一つの寝室のそばまで裸足で歩み寄った。ドアは閉まっているが、でかくて重い引き戸には隙間があいていて、顔を寄せるだけで中が覗ける。ほんのいたずら心だったのだ。後で、見てたぞ、と二人をからかってやるつもりだった。 ベッドの上で、親子ほど年の離れた男二人が裸で抱き合っていた。 覗く前からそういうこととよくわかっていたはずなのに、俺はなんだかショックを受けてしまった。 塚本のおっさんがベッドの上で、枕を背に当てヘッドボードにもたれかかるように座っていた。大股を開いて、その間に兼太が顔を寄せている。兼太はうっとりした顔でおっさんの一物を頬張っている。おっさんの方は得意げな、やけに男っぽい顔になっていて、俺はドキッとさせられた。 「あー、いいぞ、上手だな。そら、キスしてくれ」 塚本のおっさんが兼太の髪の毛をつかんで引き寄せた。兼太はおっさんの一物を吐きだして体を起こし、おっさんとキスをする。たっぷりと舌を絡ませあってから、また兼太がおっさんの股間に顔を戻そうとする。が、その途中でおっさんの乳首に吸いついた。 「あっ、あっ、う……」 おっさんはでかい声でうめいていた。首を左右にブルブルと振ってたえている。乳首がそんなに感じるとは知らなかった。ただ乳首を吸われているだけで、おっさんの一物がヒクッ、ヒクッと鎌首を振り上げるのが見えた。思ってたよりでかい一物だった。これで受け専門なんてもったいない話……。 「兼太、ケツに指入れてくれるか」 ★★★★★ 四十代のおっさんと五十代のおっさん。 二人は悪友で、ともに若い男がタイプ。 いつも車飛ばしてハッテン場をめぐり、男遊びを繰り返しているが……。 ガタイのいい若い男を間に挟んで、奇妙な三角関係がはじまる。 おっさん二人の、恋の鞘(さや)当て。 同人誌『漢祭二号』に掲載された作品。 ゲイ官能小説。

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