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寮のおっさん

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寮のおっさん

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★★★★★  寮の食堂で飯をよそってもらっていた。おれの体格を見ているのか、他の奴よりたっぷり盛ってくれた。 「残すなよ」  そう言って丼を突き返してくるのは寮のおっさんだ。おれを一瞬、にらむように見て、次に並ぶ田中に飯をよそる。  この学生寮に入って一番驚いたのは、寮生の世話をするのがおっさんだったことだ。そういうのっておばさんしかいないと思っていたから。寮母ならぬ寮父。おっさんと言っても、好永さんは三十前後みたいで、学生と十歳程度しかちがわない。でも、おれにとっちゃ十歳ってかなりの差だし、ごつめで見た目も実際おっさんくさい。  好永さんは無愛想でいつもおっかない雰囲気の人だ。だけど好永さんのつくる飯は極上なのだ。胃袋つかまれちゃってるよ、と同室の田中は笑って話していたけど、ほんとそうだよなと思う。そこらの食堂なんかよりずっとうまいのだ。あまり行ったことないけど、ホテルのレストランの味というか、洋食でも和食でも中華でも、どれも本格的な味付けで、寮生は毎晩ほとんどちゃんと飯の時間に帰ってくる。飲みに出かける連中も、寮で晩飯食ってから出かけるらしい。そんなの、よそじゃ聞いたことがない。  たっぷり食って腹さすりながら部屋に戻った。田中が自分のベッドに寝転がりながら聞いてきた。 「もう一週間だ。慣れてきたか?」  おれは二年になってからこの寮に入った。田中は入学時からいるから、同い年だけどいろいろ教えてくれる。 「ああ、うん」 「ひとつ、すげえこと教えてやろうか」 「え、なに?」 「あのおっさんいるだろ」 「好永さんのこと?」  田中はうなずいて、ちょっと言いづらそうにしてから、囁くような声で続けた。 「あのおっさん、ホモらしいんだ」 「……え?」 「でな、ホモだから、たのめば抜いてくれるんだと」 「ぬ、抜くって……」 「手と口でまあ、気持ちよくしてくれるらしい」 「……マジで?」 ★★★★★ ガタイのでかい童貞大学生。 寮父の三十男がゲイだという噂を聞いて……。 初体験物語。 不器用な若い男が初めて知った男同士の恋の味。 ゲイ官能小説。 初出『バディ』。 掲載時は武古田征男名義で発表。

寮のおっさん

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