フランスの同性婚と親子関係――ジェンダー平等と結婚・家族の変容

フランスの同性婚と親子関係――ジェンダー平等と結婚・家族の変容

著者

イレーヌ・テリー,石田 久仁子,井上 たか子

内容

本書は、新しいジェンダー・アプローチから、フランスで同性婚が認められるまでの法的・社会的な歴史を紐解くとともに、男女平等の時代における生殖補助医療・親子関係の法的矛盾を明らかにすることで、家族法の抜本的改正のための議論の枠組みを提示する。, , 目次, , 序文 「みんなのための結婚」をめぐる大論争, 男女の自然的差異 VS 性の無差別化, パックスと同性カップル, ジェンダーと家族、歴史の欠除, , 第一章 ジェンダー関係アプローチ, 二つのレベルのジェンダー, 人のアイデンティティとしてのジェンダー, 社会的関係のあり方としてのジェンダー, 性別に関わる関係の四つの形, 男女の二元性を超えるものとしての、性の区別, 序列と不平等、権威と権力の区別, 属性か、役割配分か, 役割についての別の考え方, , 第二章 性的平等と結婚の変貌, 結婚から脱結婚へ, 結婚とは何かは誰もが知っているはずだ, 近代自然法の「原初の家族」, 民事婚の中核をなす父子関係の推定, 婚姻外の母子関係と父子関係, 婚姻内の母子関係と父子関係, 婚姻秩序と男女の序列, 一つの「全体」としてのカップルから二重奏カップルへ, カップル関係の制度としての結婚, 脱結婚の時代, , 第三章 生殖、子をなし親になること、「みんなのための親子関係」, 同性愛者 VS 異性愛者, スケープゴートの論理を解明する, 「本当の親」についての議論の罠, 親族体系の忘却と子どもをつくることの自然主義化, 婚姻親子関係モデル, 養子縁組は、もはや子どもの歴史を消去しない, 「見ざる聞かざる」モデル, 女性による提供, フランスの生殖補助医療に関する法は本当に「倫理的」なのか, ドナーを介して子どもをつくることを認めるために, , 結論, 家族法の改正に向けて, , 巻末資料, 訳者あとがき

フランスの同性婚と親子関係――ジェンダー平等と結婚・家族の変容

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